アンケート作成のコツ
答えやすい
アンケートを作るコツ
質問が多すぎる、答え方が分かりにくい、といった失敗を減らすための簡単な確認ページです。
最初に確認
まず、この3つだけ。
この3つを決めたら、すぐにアンケートを作り始められます。
- 01何を知りたいか決める
回答を見たあとに何を決めるのか、先に1つ決めます。
- 02質問は3~5問にする
1つの質問では、1つのことだけを聞きます。
- 03回答時間と期限を書く
匿名か記名かも、回答する人へ最初に伝えます。
01 / 目的
回答を集める目的を1つにする
最初に決めるのは質問ではなく、「回答を見たあとに何を決めるか」です。目的が曖昧なまま作ると、満足度、要望、属性、自由意見などを一度に聞きたくなり、回答する側の負担が増えます。
お店について、いろいろな意見を集めたい。
来月改善する接客項目を1つ決めるため、説明の分かりやすさと待ち時間を確認する。
目的を一文で書けない場合は、アンケートを分けた方が集計しやすくなります。毎月同じ3問を聞く定点確認と、特定の出来事について詳しく聞くアンケートを分ける方法も有効です。
02 / 答え方
質問方法を使い分ける
回答方法は、集計後に必要な情報から逆算して選びます。数で比較したい内容をすべて自由入力にすると読む負担が増え、反対に具体的な困りごとを選択肢だけで聞くと大事な意見を取りこぼします。
| 回答方法 | 向いている内容 | 作成時の注意 |
|---|---|---|
| はい・いいえ | 利用経験、確認事項、実施状況 | 条件が人によって変わらない質問に使います。 |
| 1つだけ選択 | 最も近い意見、第一希望 | 選択肢が重ならないようにします。 |
| 複数選択 | 困りごと、利用目的、希望機能 | 「当てはまるものをすべて」と明記します。 |
| 星で評価 | 満足度、分かりやすさ、使いやすさ | 星1と星5が何を意味するか説明します。 |
| 自由入力 | 理由、改善案、具体的な状況 | 必須にせず、答えやすい補助例を添えます。 |
03 / 質問文
迷わない質問文と選択肢を作る
1つの質問では1つだけ聞く
「スタッフの説明と待ち時間はいかがでしたか」のように2つを同時に聞くと、説明は良かったが待ち時間は長かった人が答えられません。 「説明は分かりやすかったですか」「待ち時間をどう感じましたか」に分けます。
回答を誘導しない
「便利になった新機能をどう思いますか」では、便利だったことを前提にしています。「新機能の使いやすさを教えてください」のように、良い・悪いのどちらも選べる文にします。
必須項目を増やしすぎない
すべてを必須にすると、答えにくい質問で止まることがあります。目的に欠かせない項目だけを必須にし、理由や補足は任意にすると最後まで進みやすくなります。
名前を集める理由を説明する
匿名で目的を達成できるなら、回答者名は求めない方が安心して回答できます。折り返し連絡などで名前が必要な場合は、「回答内容の確認連絡にのみ使用します」のように利用目的を明記します。
05 / 回答データ
結果と個人情報を安全に扱う
回答結果は、今後どこを改善するか決めるために使います。星評価の平均だけではなく、回答数、選ばれた答えの偏り、自由意見で多かった内容を一緒に確認します。回答が少ないうちは、全体の意見だと決めつけないようにします。
CSVを保存する場合は、必要な担当者だけが見られる場所で管理します。個人名や連絡先を含むファイルを、共有設定が分からないオンラインフォルダへ置かないでください。利用目的が終わった回答は、社内ルールに沿って削除します。
06 / 送る前の確認
公開前チェックリスト
- 回答を見たあとに決めることが一文で説明できる
- 1つの質問で2つ以上のことを聞いていない
- 必須項目は目的に必要なものだけになっている
- 選択肢の意味が重なっていない
- 名前や個人情報を集める理由を説明している
- 所要時間、回答期限、匿名かどうかを案内している
- 公開前にスマートフォンでテスト回答した
- 回答データを誰が、いつまで管理するか決めている